釣船茶屋ざうお

ざうお目黒店

潮干狩りの達人が教える!潮干狩りのコツと豆知識

こんにちはー!ざうお目黒店です。

今回の企画はこの季節にぴったりの潮干狩り!
 
潮干狩りマニアである、目黒店クルーの原地(はらち)と一緒に潮干狩りに行ってきましたよ!

原地に聞いた貝に関する色々な豆知識も一緒にご紹介!
 
 
ではまず人物紹介を
tomi店長 冨澤:
目黒店の店長。
埼玉県出身なので潮干狩りはあまり馴染みがありません。
harachi原地:
潮干狩りマニア。
多い時は、シーズン中に週1~2回は潮干狩りに行く。一人で。
 
そして私、カメラ&記事担当の岩本です。
 
 
 
 

4月11日、春めいた陽気の今日この頃。

まずお伝えしなければいけないのは、
この日は…

大雨・強風だったということ!


そして最高気温7度という過酷な日だったということ!
 

え、春じゃないの…?冬なの??
 
 
 
 

本当は沼津の海岸へ行く予定だったのですが、そちらの方は強風高波注意報が出ていた為、急遽内房の千葉・富津海岸へ行くことに。
(いや延期しようぜ…と思ったんですが先の予定が合わず)
 
1
 
雨の中、出発です!
(今回雨の中の撮影で、レンズに水滴が付いて見辛い部分がありますがご了承ください…)
 
 
 
 

目黒からアクアラインで1時間半程で富津海岸に到着です。
 
2
 
富津潮干狩り場(http://www.jf-futtsu.com/)さんは、入場料+2㎏の網袋代を払い、その網に入れ持って帰ることができます。

超過分はkg単位で買い取りできます。
 
 
 
 
 
3
 
ゴールデンウィーク辺りには人で溢れ返るというこの海岸、シーズン中にも関わらず全く人が居ませんでした…。
 
そりゃそうだよね。暴風雨だもんね。最高気温7度だもんね…。
 
 
 
 
 
ではでは、せっかくなので潮干狩りの服装と必要な持ち物をご紹介!
 
4-2
 

≪服装≫

帽子:日焼けを防ぐ為には必須。海風が強く下を向くので、顎紐やゴムがあるものがおすすめ。

服:今回は雨の為ウェイダーに上からカッパを被って行いました。ウェイダーは膝をついても水が入ってこないのであると便利。
  晴れた日はTシャツ(日焼けが気になるなら長袖)とズボンでOKですが、膝をつくなら短パンではケガの危険があります。

手袋:今回は肘まである水仕事用のゴム手袋を使用。軍手でもOK。素手だと手を傷付ける恐れがあるので手袋はした方がいいです。

足元:今回はウェイダー。普段原地はビーサンの上から長い靴下を履き、サンダルが砂にはまって脱げてしまわないように工夫しています。
  割れた貝が沢山落ちており足を切る危険があるので素足はやめましょう。(私は前回素足でざっくり切りました…)
 
 


≪持ち物≫

熊手:これは言うまでもなく潮干狩りの定番ですね。何でもOKですよ。

スコップ:まぁあっても無くてもいいかな。

ザル:砂を濾して貝を選別するのに便利です。

塩:後で説明しますがマテ貝を採るのに使います。ペットボトルや口が細い筒に入れて持っていきましょう。

貝入れ:バケツか網など、採った貝を入れるものを用意しておきます。

持って帰るもの:クーラーボックスや発泡スチロールなど貝を持って帰るものを準備していきましょう。少ししか採らないならジップロック+袋でもOK

タオル・着替え:タオルと着替えは必要に応じて。
 
あとはコインロッカーなどが無い場所ではお財布や携帯・貴重品などが濡れないように注意しましょう。
 

潮干狩り開始

ではでは、説明も終わったところで早速潮干狩り実践!
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と、すぐに
6


ハマグリゲットーーん!!

7
ざっくっざっく
8
ハマグリが採れる採れるー!
嬉しそうだなぁ。笑
 
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店長が一人で、もうちょっと深い所へと貝を探しに行きました。

大潮の日だけあって、どこまでも遠浅が続きます。
結局ずーっと浅瀬が続いているので諦めて戻ってきました。
 
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原地が生きている貝と生きていない貝の見分け方を教えてくれました。

harachi

原地:「貝同士を両手で打ち付けます。カチカチと高い音がしたら生きている、コンコンと低めの音がしたら生きていない貝です」


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掘る場所もよかったのでしょうが、意外にもアサリよりハマグリの方が多く採れました!

この富津海岸さんでは冬の間に稚貝を撒き、ここで育った貝が春に採れるようになるそうです。

私達は浅利はリリースし、ハマグリのみ採って帰ることに。
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沢山採れたし潮も満ちてきたしそろそろ帰りましょうかー。

と、その前に。せっかくなので原地先生にマテ貝の採り方を教えてもらいましょう。
海に行くと砂にポツポツ穴が空いている部分があります。
そこにマテ貝がいる可能性があります。
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その穴に持ってきた塩をサラサラーっと掛け、暫く待ちます。
マテ貝は干潮時には砂の中に潜り、満潮時に出てくるという習性があります。

その為、塩を掛けると「あれ?潮満ちてきたんじゃね?」と勘違いし出てくるのです!
この日はそもそも雨でマテ貝の穴が水で埋まってしまってマテ貝が出て来なかった為、イラストでご紹介!
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塩を撒いた穴からこう、ピョコっとマテ貝が出てきます。

そしたらマテ貝に気付かれないように、サッとマテ貝を引っこ抜きます。

ここはスピード勝負!マテ貝に気付かれてしまってはお終いです…!!
是非やってみてくださいね!
 
 
 
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ちなみに貝はこう垂直に砂の中に潜っていくのです。

ところで皆さん、貝の見分けってつきますか?

原地先生はさすが、「これはアサリです、これはハマグリです」とササッとより分けていくのですが、私にはさっぱり…。
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左から、
●バカ貝(青柳):円心状に模様があり、表面はすべすべしている。殻が薄くて割れやすく、持って帰っても割れてしまうことも

●アサリ:上から口に向かって表面がギザギザしているのでわかり易い。幾何学模様など様々。浅い所にいるので浅利というそう

●ハマグリ:アサリに比べぷっくり丸みがある三角形なのが特徴。殻が厚い。円心状に模様があるが幾何学っぽい模様のものも
 
 
と、豆知識はこの辺にし、大漁に採れたハマグリを貝洗い場で洗って持って帰ります。
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こちらでは持ち帰り用の砂抜き用の海水も用意されており、とっても便利!

貝はさっきまでいた海と同じ海水だとより元気に長生きしやすいそうなので助かります。
クーラーボックスに海水と貝を入れて出発。

貝を食べる

貝ばっかり見てたらもう無性に貝が食べたくなり、お昼はかなやさん(http://cgi3.hanto-kanaya.com/)で海鮮バイキングをすることに!!
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愛しそうに貝を見る女……
どんだけ好きなの。笑

しかーーし!

この原地、なんと貝が食べられません

潮干狩りが趣味なくせに、貝は食べず嫌いで食べたことがないという…。

いやー、マジ意味わかんないです。

潮干狩りでゲットした貝はいつも知り合いに配っているそう。

もったいない!!

貝が食べられないなんてもったいない!ましてや趣味なのに。笑

ということで、食べてみなよ!!ほれ!ほれ!!

チャレンジマインド!!

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さっきまで愛しそうに貝を見つめていたとは思えない顔。笑

勇気を持ってパクリ!

harachi

原地:「うん、バター焼き美味しいです!これなら食べれそう!」

ということで、貝を少し克服したのです。

ノーチャレンジ・ノーフューチャー。
やりました。チャレンジブログの甲斐がありました。パチパチ。

貝好きの私達はたーっぷり貝を堪能し、幸せ幸せ。ご馳走様でしたー。

料理

では、ざうおにハマグリを持って帰りましょー!
tomi

店長:「料理長―!ハマグリいっぱい採ってきたよー!料理してー」

その前にちょっと豆知識
持って帰ったハマグリはとっても元気
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貝からピヨーンと伸びている2本の管。
私は目だと思っていたのですが、これは目ではなく入水管と出水管。

確かに、たまにぴゅーっと水吐いているのが見れますね。

そして平べったく出ているのは足!
この足を出してのしのしと砂の上を移動したり潜ったりするそうです。

まずは大道のハマグリ焼き!
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ちなみに、貝って汁がこぼれないように身を下にして焼きたいのに、パカッと開いたら大概写真のように身が上になっちゃいませんか?
 
実はこれ、ハマグリなどには貝柱が上下に4本あり、それぞれで体を支えているのですが、焼く事により「下があちぃっ!たまらん!!」っと上に逃げようとするらしいです。
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どうりでいつも上に身が来るはずですね!!
そう思うと貝が可愛く見えてきます。笑
 
 
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ハマグリのクリーム煮

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ハマグリのお吸い物

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ハマグリのバター焼き

どれもこれも風味豊かでハマグリの味がしっかりしていてとっても美味!!

おススメにて提供させて頂きましたよー!

今回の潮干狩りの達人、いかがでしたか?

潮干狩りに行きたくなりましたかー?
是非皆さんで行く時の参考にしてくださいね!


そして、なんと!!

現在ざうお目黒店の生け簀前では潮干狩り場を設置!!

潮干狩りを行えますよー!
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入っているのはハマグリではなくアサリです。

5月中旬くらいまでの期間限定になりますので、是非まだ潮干狩りに行っていない方はざうおにいらしてくださいね!
今回は私達もとっても勉強になりました!原地先生、ありがとうございましたー!
harachiこれからは貝食べてね♪

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