釣船茶屋ざうお

皆さんこんにちは!!
ざうお難波本店のキッチン社員・貞安と申します!

今回、大阪難波チームは、厨房の要・包丁についてお勉強してきました!!
 
 
本日見学に行ったメンバーは
matsunaga関西営業部部長 松永
miyachi難波本店 キッチン社員 宮地

そして私、貞安sadayasuの三人です。
 
 
 
 
 
今回伺ったのは、大阪・堺にある『堺刃物ミュージアム』さん!
 
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なんと拝観料無料です!!
 
こちらでは、包丁の歴史や製造工程などが分かり易く紹介されています。
 
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そして本日色々と教えてくださる先生は、堺打刃物伝統工芸士の笠原さんです。

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よろしくお願いします!

 

kasahara

笠原さん:「早速ですが、皆さん知っていましたか??

大阪・堺の包丁は業務用(プロ用高級品)においては、シェアが90%以上なんですよ!!」

miyachi

宮地:「いやー、包丁は堺で買ってないですよ。九州で買ったし~」

kasahara

笠原さん:「ノー!!(。 ̄x ̄。) ブーッ!

大概、堺の包丁なんですよ!!
主な包丁鍛冶場は高知、堺、新潟(越後)で、その中でもプロ用の包丁の技術は堺がダントツなんです!!」

 
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kasahara

笠原さん:「今では和食文化が世界に広がり、世界中で和食が食べられるようになりましたが、それに伴って堺包丁もグローバルになっているんです!

そして超高級包丁を買われるのは海外のお客さんばかりだそうです。
1本何十万円もする包丁を買っていかれたりするんですよ!」

 
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matsunagasadayasu

松永・貞安:(う、うらやましい…)


 
 
 
  
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kasahara

笠原さん:「堺包丁は、江戸中期から今も昔もほとんど製法が変わらず伝わっており、元はたばこ包丁からの発展なんです。

ちなみに堺の包丁は分業制で、柄屋さん、鍛冶屋、刃付業、問屋さんと別れているんですよ。
包丁の種類・鋼により得意分野があり、それぞれ鍛冶屋が変わっているのです。
技術の分散による独占の防止、専門業にすることでの技術の向上等、色々理由はあるそうです。」

 
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kasahara

笠原さん:「それから、ステンレス系の包丁。
昔は切れないというイメージでしたが、今は技術が向上し、硬すぎる鋼材よりも扱いやすく、常に進化しています。」

sadayasu

貞安:「そうですよね~。
今のは錆びないし、イノックスではなくV10を使っていますが、扱いやすいですもん。高いですけど…」

kasahara

笠原さん:「最近は何でも牛刀を使うけどね、まーやっぱり日本料理の繊細さに答えるのは和包丁ですよ!

そして使い込んだらまた持って来てください!供養しますよ」

 
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(供養塔の上に何故かフクロウが!!?)
 
 
 
 
 
 
 
堺刃物ミュージアムさんでは包丁を購入することもできますので、是非行ってみてください!!
 
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笠原さん、ありがとうございました!
 
 
 
 
 
ちなみにその後、近くの『さかい利晶の杜』へ寄り道をしてきました。
  
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こちらは千利休、与謝野晶子と堺の偉人のミュージアムで、与謝野晶子さんの記念館があったり、千利休の茶の湯体験などをすることもできるそうです。
 
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形は違えど千利休さんの広めた茶道・日本の美・食文化の和食道に感謝です。
 
 
  
 
 
 

今回は包丁など日本の文化を知り、大変勉強になりました。

今後も厨房の要・包丁を大切に使っていきます!

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