ざうお渋谷店・副店長の高福です。ざうお渋谷店・副店長の高福です。
今回から私の新シリーズが始まります。どうぞよろしくお願いします!
ある日の事・・・
店長:「高福もそろそろ店長になれるようにもっと頑張らないとな~」 |
高福:「店長ってもっといろんなことできなきゃいけないですよね…Σ(゚Д゚)」 |
店長:「そうだよ、厨房の事や料理の事もある程度分かっていないと!」 |
高福:「私、店で魚おろしたり、刺身引いたりしかやったことないんですけどっ…Σ(゚Д゚)」 |
店長:「よしっ。じゃあ、飯田料理長のところへ修行に行ってこい!」 |
高福:「はいっっ!!!!!!!!!!」 |
こうして高福の厨房修行は突然始まったのです。
高福:「飯田さ~~~ん!厨房修行させてください!!!!!!」 |
飯田:「いいよぉ~ (゚∀゚)」 |
高福:「厨房修行第一回目のテーマは何にしましょう?!」 |
高福の厨房修行【第1弾】~天ぷらについて学ぼう~
飯田:「うーん。華がある“天ぷらの盛り合わせ”を作れるようにしようか~」 |
高福:「了解です!( ̄▽ ̄)」 |
高福心の声
→天ぷらなんて、天ぷら粉にちゃちゃっと付けて、ちゃちゃっと揚げるだけでしょ!簡単っしょ!!( ̄▽ ̄)
~材料~
●ネタ・・・海老、イカ、茄子、南瓜、人参、レンコン、しし唐、白身魚(今回は穴子です!)
●天ぷら粉
●水
●打ち粉
●揚げ油
~食材の下ごしらえ~
飯田:「まずはネタを切って準備しないとね。」 |
高福:「了解ですっ!食材を準備する時のポイントは?」 |
飯田:「なすは飾り包丁を入れるときれいに仕上がるよ。 |
高福:「ほうほう(゜_゜) これでいいですか?!」 |
飯田:「そうそう!海鮮類はキッチンペーパーで水気をしっかりとる事! |
高福:・・・。(思ったより大変そうだ・・・泣) |
~衣づくり~
飯田:「天婦羅は衣の固さと油の新鮮さが重要なポイントになってくるよ~」 |
高福:「衣の固さと油の新鮮さ!オッケーです!」 |
飯田:「本当は薄力粉と卵黄と水なんだけど、最近は天ぷら粉っていうのがあるからね~ |
高福:「便利な世の中になりましたのぉ( ̄▽ ̄)」 |
飯田:「水と混ぜながら、触って固さを確認しながら調整していくんだけど、固くてドロドロだと花が咲かないし、指から完全に流れていくくらいサラサラしててもダメだからねぇ~。 |
高福:「了解です!ところで、花が咲くってどういうことですか?(゜_゜)」 |
飯田:「花を咲かせるっていうのは、揚がった時に衣が広がって、見た目と食感を良くさせることだよ~」 |
高福:「ふむふむ!(゜_゜)」 |
~揚げてみよう~
飯田:「食材と衣の準備ができたら、揚げていくよ~ |
高福:「なんで打ち粉をするんですか~?(゜_゜)」 |
飯田:「衣がはがれないようにするためだよ~。接着剤みたいなもんだね~。」 |
高福:「ふむふむ(゜_゜)」 |
飯田:「火の通りにくい南瓜と人参から揚げていくよ~。油は180℃くらいが適温だね~。 |
高福:「油が怖いっす、飯田さん…!!!(゚Д゚;)」 |
飯田:「指に衣が付いているから、ちょっと油が付くだけなら全然熱くないから大丈夫~。」 |
高福:「これどれくらい揚げてからバットに上げるんですか?」 |
飯田:「勢いよく出ていた泡が小さくなって来たら出来上がり~。大体2分くらいかな。 |
高福:「はーいっ!(゚∀゚)」 |
高福:「揚がりました~!」 |
飯田:「じゃあ次は盛り付けね~」 |
~盛り付け~
高福:「盛り付けるときのポイントは何ですか?」 |
飯田:「・・・センス!!!!!!!!」 |
高福:「それだけかーーーーーーーーいっ!(笑)」 |
飯田:「あとは三角錐にすることかな~。」 |
高福:「盛り付けはもうお店で何千回も見てきているから、なんとなく出来そうでっす!!!」 |
飯田:「盛り付けの時は天紙を敷くんだけど、半分に折る場合は必ず左下の角を上にもってきて重ねること! |
高福:「へぇ~!!!初めて知りました!!」 |
高福:「ジャン!!飯田さん、盛り付けで来ました!!!!」 |
飯田:「おっ、初めてにしてはいいんじゃないの~。バッチグーグーグ! (←最近の口癖) |
高福:「えっ、早くないですか?!!??!!?」 |
飯田:「対決の日までに練習を重ねよう。」 |
高福:「は、はいっ(泣)」 |
~対決~
後日、対決の日・・・
天ぷら盛り合わせ対決!
メンバーはこちら↓
エントリーno.1 キッチンクルーのしょーへい。
エントリーno.2 キッチン社員の黄くん。
エントリーno.3 私、高福。(完全防備!!!!)
エントリーno.4 キッチンクルーのはせ。
審査員は、店長と料理長とその仲間たち(クルー)。
公平になる様に、材料は飯田さんが準備!
誰が作ったものかわからないように、キッチンが見えない席に座っていただき、対決メンバーはじゃんけんで順番決め。
しょーへい → 黄くん → はせ → 高福 の順番で決定!
一番手、しょーへいから行きましょ~。
しょーへい:「いつも通りやりますよ、い・つ・も・ど・お・り(゚∀゚)」
完成! ↑しょーへい作
次は黄くん!
黄くん:「キッチンの社員として負けてられないよ~!!ガンバルヨー!」
↑黄くん作
おっと、黄くんが揚げている間に既に準備し始めているはせ!
はせ:「おれもいつもどおりやればいいんでしょ~」
↑はせ作
そして、いよいよ、高福の番です!
油が怖いので完全防備です!!(笑)
緊張してかなり手が震えました・・・!!
ほんっと、こんなに緊張したのは久しぶりでした(;゚Д゚)
I CAN DO IT!!!!
教えてもらったことをしっかり頭に浮かべて・・・ イメージが大事!!
出来ました~! ↑高福作
皆の天婦羅が出揃いました。果たして高福優勝なるのか?!
~審査・試食~
審査のポイントはこの2点!!
・盛り付けの見た目
・揚げ具合、味
飯田さんが鋭い目つきをして審査しています。(笑)
店長、ちゃんと審査してください(笑)
ガチですよ、ガチ。
見て、食べて、しっかりチェック!
~結果発表~
さぁいよいよ結果発表です。皆ドキドキ
今回の対決の優勝者は・・・
エントリーno.2・・・・こうく…
との僅差で・・・・
エントリーno.4!!!!!!!
黄くん・・・じゃなくてクルーのハセでしたーーーー!!!笑
↑自分が優勝じゃないことを知って苦笑いの黄君(黄くん・・・・負けたらあかんやん・・・・笑)
肝心の高福は・・・・・・
下から1番目でしたーーーーーーーー!泣(ビリです。涙ちょちょぎれてます。)
逆転優勝ならず!!!
練習の時はいい感じだったのに…
本番は手が震えて思い通りに上手に出来ませんでした(泣)
今回はビリでしたが、今後修行を重ねてもっと上手に天婦羅を揚げれるようになるぞっ!
お客様へ美味しい天ぷらをお届けできるその日まで!!!
~高福の修行はつづく~
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