これは、軽ーい気持ちで始めたシーバスフィッシングが
そんな甘いものではなく、やるかやられるかの本気の戦いだと気づいた漢達が
シーバスの釣行回数・延べ100回を超えたという挫折と栄光の物語である。
そんな甘いものではなく、やるかやられるかの本気の戦いだと気づいた漢達が
シーバスの釣行回数・延べ100回を超えたという挫折と栄光の物語である。
「釣り」といわれてポカポカ陽気にウキをたらして欠伸をほわーっと。。
みたいなイメージをお持ちの方は、これ以上読み進めないようにしてください。
たぶん、釣りが嫌いになります。
長い闘いの為、前代未聞の全3回!始まります。
巻きでメンバー紹介
天神店料理長 しょうた:餌釣り経験者 |
あきら:餌釣り経験者 |
水本:バス釣り経験者 |
おがた:バス釣り経験者 |
一応皆全くの初心者ではないです。
今回の縛り
①餌釣り禁止。必ずルアー等の疑似餌にて仕留める
②釣れるまでやる
③ロッド、リール等の装備は全て自己負担
④お店の車を使わせてもらう事があるので、釣った魚は賄いとして還元
目的の魚「シーバス」について
成長と共に呼び名が変わる出世魚、今回は
・~40cm セイゴ
・40~60㎝ フッコ
・60㎝以上 スズキ
とし、60㎝以上のスズキを狙います。
それでは、本編をどうぞ!
しょうた:「そういえばさぁ、餌釣りでメバルとか釣りよーけど、何かどでかい魚を釣ってブログネタにしたいんよねー」 |
あきら:「漢やったらシーバスっしょ」 |
水本・おがた:「あっ、俺らバス釣りやってたんで、シーバスやるなら一緒にやりますか?」 |
しょうた:「ルアーとか1回買ったらずーっと使えるし、餌代かからんやん。いいねー。シーバス釣っちゃう?」 |
全員:「シーバス釣っちゃう?」 |
この頃の自分達に言いたい…
シーバスフィッシング舐めんなよ!!!!
そして全国のアングラーの方々、すみませんでした。舐めてました・・・
etc・・・
いよいよ戦いの火蓋が切って落とされます。
確か15回目くらいまでは集合写真を撮っていたと思います。
それ以降はもうそんな精神状態じゃなくなってます。
釣行を4回行って、それまでの釣果といえば
チビセイゴ・イナ(ボラの子供)
ヒイラギ(極小)・何かわからんスライムみたいの
たったこれだけです。
もちろん何も釣れない所謂ボウズの日もいっぱいあります。
ルアーは根掛かりなどでロストするという事を知ります。
1個1500円のルアーが1投目で引っかかってロストした時は泣きそうになりました。
そして事件は、5回目の釣行時に起こります。
しょうた:「あっ!メガネ落とした!」 |
あきら・水本:「マジでー?」 |
足場は岩場で時刻は夜中の三時。暗闇の中探しても見つからず。
しょうたメガネ落としてなくす。
ギギギ、、
この日の釣果 ⇒ 0
ロスト ⇒ しょうたのメガネ
ロスト ⇒ しょうたのメガネ
ダダへこみ…全然釣れんし。
次の日・・・
朝、LINEで
マジか!そんな奇跡ある!?
ちょうど今新しいメガネ買ったとこです…。(-_-)
朝マズメ釣果 ⇒ しょうたのメガネとヒイラギ(極小)
この頃からしょうたは冷静に思い始めます。
このままやってもたぶん釣れんな、、、
ここでシーバスを釣る為に必要な知識・場所・道具…
全てを見直そうと決意!
① シーバスの生態について調べるようになる
② ルアーのもつレンジ特性をキチンと理解し、まずはレンジ違いで買いそろえるようになる
③ 潮汐、天候、気温、水温を気にするようになる
④ シーバス初心者は特に皆勤性を求められると悟り、釣行頻度をさらに上げるようになる
⑤ 他のアングラーにコーヒーを差し入れして情報をもらうようになる
⑥ ホームを決めそこを重点的に行くようになる
⑦ 大潮の昼間の干潮時にポイントに出向いて地形を把握、いそうなとこを夜の釣行で確認するようになる
⑧ 最低限のシーバスタックルを買い直すようになる
⑨ グー〇ルマップで海岸線を見てニヤっとするようになる(ここらへんからもう病気)
⑩ 夢にシーバスが出てくるようになる
⑪ 営業中に釣れてきた鯛がシーバスに見え始める
ええ、、もう病的になってますけど何か?
この頃には某釣具屋のタッ●ルベリーではゴールド会員になり、ポイ●トでは顔を覚えられるようになっています。
そして釣行8回目(中潮、上げ6分)にて努力が報われはじめる!
水本にヒット!
やけどサゴシ45㎝!
やけどサゴシ45㎝!
おがたも!セイゴ30㎝!
そしてしょうた!
40㎝強のフッコ!
40㎝強のフッコ!
ちなみにあきらさんはエイ…。
かつてない釣果!!
時代が、魚が、俺たちに追いついてきた!!
もぉ~待たせやがってこのやろう♡
皆の会話もこんな感じで変化します。
水本:「しょうたさん、今日の夜が中潮の下げなんで仕事終わっていきますか?」 |
おがた:「あそこもいいけど、下げに合わせて上流から河口に向かってランガンしましょう。試したいメソッドがあるんす。」 |
しょうた:「よし、昨日からの雨で濁りが入っとーけんルアーのカラーはアカキンかパールホワイトやな。 |
もう仕事終わり→釣行→ちょっと寝て→仕事、みたいなサイクルが当たり前になってます。
皆あんま寝てません。
1か月で1人当たりの釣行回数は20回を超え、しょうたに至っては休みの日に2回とか3回とか行ってるので40回を超えてます。
1日1回以上釣りってすごいの通り越してもうバカです。
そして釣行30回目くらい(たしか大潮の下げ5分くらい)しょうたの竿にヒット!!
しょうたの竿にヒット!!
うなるドラグ、しなる竿!これは大物の予感。
離れて釣っていた皆を呼び「俺の生き様見とけよ!」なんていいつつ格闘すること5分。
いよいよ魚影が見えてきた!!
でかっ!これ、、てかシーバスじゃなくね?
なんだステルス爆撃機か
ミサイルはどこかな?ハハハ、、、、
期待させやがってこのやろう。ギリギリ・・・
悪いことは続き、おがたのリールが大破。
経済的な理由で
おがた 脱落、、、
これまでの釣行回数と投資額そして釣果
※大半がボウズです
スズキが釣れるのが先か、俺たちが倒れるのが先か。
いや勝つのは俺達だ!吉報を待て!
つづく
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