こんにちは、SP事業部・デザイナーの阿部です。
普段、完成したTシャツ等のボディに、お客様からの希望のデザインをプリントすることが多い我々。
今回は、商品企画から生地選定、裁断、プリント、縫製・・・と、完成までの流れを体験したい!
ということで、僕の出身校である、九州デザイナー学院の藤先生に依頼し、ファッションデザイン科の学生さん達と一緒に、実習に参加させていただきました!
人物紹介
SP事業部 松岡: 学生さんにプリントの素晴らしさを伝えられるよう頑張るゾ~!! |
SP事業部 阿部: 今回ご協力頂いた九州デザイナー学院の卒業生です。 貫禄はないが一応先輩なのです。 |
SP事業部 井出: 弊社のプリントマスター! 今回も体験実習の指導お願いします! |
トムくん: 九州デザイナー学院ファッションデザイン科専攻の学生さん。 打ち合わせから気合全開!今回はパンツにプリント予定! |
岩橋くん: トムくんと同じファッション科専攻の学生さん。 自分で生地から選んでいました!いざ挑戦!! |
まずは、完成イメージを共有します!
岩橋くんはすでに生地を選んでいました!
トムくんは完成品のズボンにオリジナルプリントを入れたいとのこと。
岩橋くんには、プリントとの相性を考えながらデザインのアドバイスし、トム君には完成品にプリントする場合の注意点をレクチャー。
どんな仕上がりになるのか、お二人もドキドキですが、我々もドキドキ…。
眠れない日が続きそうです。
その後、仕上がってきたデザインがこちら。
↑岩橋くん
↑トム君
ここまで、打ち合わせ通り!!
しっかりと入稿まで行い、後は二人を待つだけです!
後日、プリントが出来る準備を整え、トムくんと岩橋くんに我が工場に来てもらいました!
せっかく会社に来てくれたので、まずは会社説明。
どんな変わった?会社なのか、この工場でどんな加工ができるかを説明します。
工場長の石倉さんからは、刺繍の方法を、
平野さんからは、シルクプリントをご紹介。
すごい…。こうやってプリントされていくんだ…。
ある程度工程をわかってもらったところで、彼らもいざプリントを実践!
体験時に洋服が汚れないように、エプロンを着用してもらいます。
ここでハーバーハウスのプリント工場が誇る、プリントマスターの井手氏が登場。
漂う職人感と口数が少ない上に、声が小さく聞き取りにくいので2人も圧倒されております。
しかしながら若さ溢れる学生お二人、わからない事は常に質問!
逆に我々が見習うようです。
まずはプリントの時にかかせないスキージの持ち方から。
井手レクチャーです。
角度、インクの拾う量、力加減を体験しながら学んでいきます。
二人は初めての体験に目を輝かせながら、井手氏の講習に没頭しています。
サンプル生地である程度コツを掴んだところで、井手氏から実物にプリントする許可が出ました。
岩橋くんは「失敗が怖い」「うまくいかなかったらどうしよう」と実物生地を前にひるんでいましたが、トム君から「失敗してもいい経験になるからやってみよう」と心強い言葉が!
こちらも勉強になる一言をありがとうございます。
まずはオレから!とトム君からやってみることに。
(一同)おっ〜!!
普段プリントしない場所だったのでどうなるのか不安だったのですが、キレイにプリントできました!!
すごいぞ!トムくん!!!
井手氏からもなかなかいいじゃないかとのコメント!
次は岩橋くん。実はデザインが細かく、プリント難易度がかなり高いデザインです。
サンプル生地の練習を思い出しながら、いざ実践。
(一同)おっ〜!!
「うまくいったぁ~」と喜ぶ岩橋くんを、頷きながら微笑む井手氏。
エンジに白プリントっていい感じ!!裁縫まで楽しみ!!
そこでオリジナル商品を作ることに喜びを感じたトム君からおかわり発言が。
「実はTシャツも持ってきたので、プリントさせてもらってもいいですか??」
そんなに作りたいならやってみなさい。と井手氏。
コツを掴んだようです。
トムくん、プリントした服を着てチーズ!
テンションが上がりすぎて、ポーズまで決めております。
上下セットアップでドヤがいい感じ!!
本当は後日、この完成した生地を縫製するところを体験させてもらう予定でしたが、二人の就職活動期間と重なり、これをもって体験終了となってしまいました。
その後、二人はプリントした生地を夜な夜な縫製作業をして完成させ、九州デザイナー学院で行われた「デザイナーズ プレゼンテーション」で披露したそうです!
(残念ながら、写真が間に合いませんでした。。。。。)
(残念ながら、写真が間に合いませんでした。。。。。)
プリントした生地を縫製するという当初の目的を達成することはできませんでしたが、2人の初体験に挑む眼差し、想いを目の当たりにし、注文いただいているお客様一人ひとりの思いをカタチにする仕事をさせてもらっていることを再認識しました。
二人のようにワクワク・ドキドキを胸に注文して下さっているお客様のご期待に添えるよう頑張っていこうと決意を新たにしました。
トムくん、岩橋くん、ありがとうございました!
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