釣船茶屋ざうお

小野本部長

離島から眠った魚を運ぶ!~旅するおさかなプロジェクト!~

こんにちは。本部長の小野です!

8月1日、ざうおの新たな試みから始まったイベントが、ざうお目黒店にて開催されました!

 

これまでの輸送方法とは違う”魚を眠らせて運ぶ”という新たな取り組みをご紹介します。
その名も

『旅するおさかなプロジェクト』!

 

水に二酸化炭素を注入することで、魚を眠らせて輸送することにより、水の水質を保ち魚の品質を維持でき、さらに水槽をコンパクトにすることで活魚車ではなくても、遠くから複数の魚種や水槽を同時に積んで運べるという利点があります。

関東圏では活きた魚を運ぶのも相模湾など関東近郊の港で水揚げされた魚が主流で、遠くても中部・近畿地方とされています。

 

今回の”旅するおさかなプロジェクト”による、新しい輸送方法「魚活ボックス」を使用すれば、九州の美味しい魚を活きた状態で新鮮なままお客様にお届けられるようになるのです!!!

今回プロジェクトを主催されているライブフィッシュの星さんによる会合で、『旅するおさかなプロジェクト』による輸送が行われ、長崎県の新上五島町から魚が届けられ、ざうお目黒店にてそれを食べるイベントが開かれました!

 

前日

長崎県五島列島の上五島にて水揚げされた魚たち

 

 

 

 

そのお魚たちを入れた海水に、二酸化炭素を注入することによって睡眠状態にします。

 

睡眠しているお魚の動画はこちら↓

 

 

 

睡眠状態の魚を『魚活ボックス』に入れ…

 

 

 

トラックの荷台に積み、一路、東京品川区のざうお目黒店へ向けておさかなの旅がスタートです!

 

小野:「星さん、魚どれくらいー?」

星:「それが結構量が少ないんですよ、今は定置網が出てなくて。量は少なめですけど魚種は何とか確保しましたよー。
魚種はアラカブ、イサキ、メジナ,ソノブカ(サメ)、フエフキ鯛、真鯛です」

小野:「いいっすね!魚の量はしょうがないですけど、夏は温度が上がりやすいので魚の扱いは慎重にお願いしますねー!」

魚種も色々あっていい感じ!どんな状態でお魚が届くのか、期待が膨らみワクワクです!

 

 

イベント当日

14時、魚が到着!1日半掛けて長崎の離島からはるばるやって来たお魚!
ワクワクしながら魚活ボックスへ。

眠った魚を見ようと思ったら…バシャバシャ!

もう起きてる!!!!!!!(笑)
けど元気いっぱい!!!!すごい!!

丁寧に店舗に運び生け簀に投入!気持ちよさそうに泳ぐ魚を見て一安心!!

イベントではこの魚を釣り上げて食べてもらいます。

 

 

 

真夏の38℃という気温のせいもあってか、残念ながら全ての魚が活きた状態では無理でしたが、ちゃんと新鮮な状態でしたので活きて到着した魚と一緒に皆さんに食べてもらいましょう!

上五島から干しアゴやきびなご、あごんちょびと言うトビウオのオイル漬けなども頂きました!

 

 

 

五島で魚を仕立ててくれている濱中さんのご挨拶や、『魚活ボックス』を作った日建リースの大森さんたちの挨拶でイベントが始まりました!

津々浦々の植木さんや同業者の部長さん、新聞社の方々、水産タイムスの方、事業構想大学院大学の事務局長の方などがいらっしゃり、改めてこのプロジェクトの凄さを知りました。

離島の魚をお客様に美味しく食べてもらうこの企画について話は熱く熱く盛り上がり、あっという間の時間でした!!

 

 

 

秋口から定置網漁が始まるので、年末に向けて必ず成功させましょうと意気投合!!

2回、3回とチャレンジすることで、もっと良い状態で色んな魚種をざうおに納品できるようになると思います!

今後も”旅するおさかなプロジェクト”では、新たなアクションをお知らせしていきます!!
九州の、玄界灘の美味しいお魚を是非食べに来てくださいね!

 

 

今回のイベントは、多くのメディアにもご紹介頂きました!

 

●事業構想さん

活魚流通システム、安定供給化にむけて本格稼働段階へ

 

●みなと新聞さん

55時間活魚輸送に成功  日建リース工業魚活ボックス 鮮魚混載市場便で実験

 

●共同通信社さん

“起きたて”のお魚試食 離島の活魚を睡眠状態で東京へ

など。
ぜひご覧ください!

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