釣船茶屋ざうお

高福

新任店長・キミコの部屋 ~Part3:加藤店長編~

こんにちは!ざうお渋谷店・店長の高福です。

ざうおの先輩をお招きして新任店長の私が悩みを相談したり、色々とお話しを聞いてみたりするコーナー『キミコの部屋』。
前回(http://www.zauo.com/communication/12758/)から7か月ぶり(笑)、第3回目を迎えました!

店長になって、気がつけばもう1年半過ぎているんですよね~。早い早い。
ということで今回のゲストは、関東でも大型な新宿店でバリバリ仕事をしている敏腕店長、加藤店長です!

今回も新宿店にお邪魔してインタビューさせてもらいます。

高福:今日はよろしくお願いします!

加藤:『キミコの部屋』って言っているけど、わざわざ新宿まで来てもらっているよね(笑)。

高福:たしかに…(笑)。細かいことは気にしないでください。

加藤店長も前回の吉田部長に続き社歴が長いイメージですが、実は一緒に働いたことはほぼない…ですよね?

加藤:ヘルプで入って、数回一緒に働いたりした程度だよね。
高福を最初に認識したのは、目黒店がオープンした頃、まだ高福が新宿店でクルーとして働いていて、小野本部長に「社員にしたいと思っている子がいるから、一緒に飲みに行こう。」と誘われて、たしか副社長と4人で飲みに行った時。

高福:え!!!すみません、私全然覚えてない(笑)。
加藤さん、そもそもざうおに入る前は何をされていたんですか?

加藤:僕は入社する前、パチンコ屋で働いていたんだよ。子どもが生まれた直後に退職したんだけど、今後のことも考えてきちんと生活していかなきゃと思っていたところに、うちの妻がざうおの求人を見つけて教えてくれて。妻はTVでざうおが出ていたのを見て知っていて、おもしろい店だからと勧められたんだよね。

それで22になる歳に、所沢店の社員としてざうおに入った。

高福:なるほど。最初から社員で入ったんですね。

加藤:そう、それで当時あった川口店にも行ったり、所沢に戻って2年位で、お店をみない?と言ってもらって。
副店長を経て、所沢店の店長になったんだよ。その時は25歳だったと思う。

高福:それじゃあ、私が店長になった歳と一緒ですね!ちなみに加藤店長、入社して今何年ですか?

加藤:入社して17年。子どもが生まれた年に入社したから、子どもの歳と一緒なんだよね。

高福:あ、そうか。お子さんと同い年って、覚えやすいですね!
ざうおの店長ってそれぞれ個性豊かで得意分野がそれぞれ違うなと思っているんです。
目黒店の冨澤店長はおおらかに支えてくれるタイプ、所沢店のりこ店長はグイグイ引っ張っていくみんなのお母さん的存在。

それで加藤店長は、数字やPC操作に強くて、Excelマスターのイメージ!
Excelの表計算や会議用資料を作成する時に、困った時には私を始め、よく色んな店舗のスタッフから相談されると思いますが、それは前職の時から身についていたスキルなんですか?

加藤:いやいや、Excelの使い方は完全にざうおに入ってから独学で覚えたよ。
お金がなかったんだけど、店長になってから2-3万円のノートPCを買って、指2本でタイピングするところから始めた(笑)。

会議資料のつくり方も、上手くできているものを見て研究して、取り入れたり。
みんな色々聞いてくれるけど、僕も未だに分からないことがあるから、Google先生に聞いて、そのままみんなに教えてることもあるよ。

高福:えええ!そうだったんですね。
これからは加藤店長に聞く前に、私もGoogle先生に聞いてみます…。

でも、ということは私でも頑張れば加藤店長くらい習得出来るかもってことですね!頑張ろうー。
それから加藤店長はキッチン業務もこなせますよね?私も修行中ですが、どうやって習得したんですか?

加藤:もちろん最初はホールで入社しているからホールの仕事がメインだったよ。
でもざうおの特徴である、《お客様に魚を釣っていただいて、それを調理する》というのは、高福も重々理解していると思うけど、非常にオペレーションが大変で、キッチンをスピーディーにやらないと、お客様にお料理を提供するまでに時間がかかってしまうんだよね。

高福:はい、お客様に釣りの時間も楽しんでいただきつつ、なるべくお待たせせずに、魚をさばいて調理するのって、実は裏では大変ですよね…。

今はテーブルを2時間制にしている日もありますが、その中でどれだけ楽しんで満足していただけるかが、課題だと思っています。

加藤:最初に所沢店を任された時は、キッチンの人手が不足していたこともあって、本当に大変だった。
調理に時間がかかり過ぎてお客様からクレームをいただくこともあって、当時ホールを担当しているクルーに「僕は接客をしに来たはずなのに、謝りに来ているみたいだ」って言われたのはショックだった。

高福:それはつらいですね…。それでキッチンに入るようになったんですか?

加藤:そう、当時の所沢の料理長と商品部の課長に魚のさばき方とひき方を教わった。
キャベツを切れるようになるよりも先に(笑)。

高福:順番が完全に逆(笑)!それだけ切羽詰まっていたってことですね。

その後は順調だったんですか?加藤店長が新宿店の店長をしてから売上が上がったという話を聞いていたので、所沢店でもそうだったのかなと。

加藤:いやいや、今でこそ所沢店は関東でも大きなお店になったけど、僕が店長になった頃はなかなかお客様にも来ていただけなくて、売上も散々だった。
その時、状況が悪いのを周りのせいにしていたんだけど、副社長に思い切り叱咤されてね。「お店にお客様が来て頂けないのは誰のせいでもない、お前のやる気の問題だ!」って。

そこから気持ちを入れ替えて奮起して、バースデーやお祝いのイベントなど、できることを精一杯努力したらお客様に来て頂けるようになってきて、前年度の売上を越えることができたんだよ。

高福:そうだったんですね…。全然知らなかった!
今渋谷店もオープンしてから4年経って、最初は調子がよかったんですが、今年は少し低迷していて。

加藤店長や目黒店の冨澤店長が売上や数字の話をしていると、まだ私はその話題のスピードについていけないし、お客様への集客は努力しているものの、不安なことは色々とあるんですよね。

加藤:数字ももちろん重要だけど、最近店長会議では、昔と比べてどこに重きを置くかが変わってきていると思うんだよ。

昔は、例えば食材のロスやシフトの組み方ひとつも数字の部分を細かく分析して追及していたけれど、今一番大切にしなければいけないのは「お客様へのおもてなし」だよね。
もちろん数字に対してシビアにならないとお店は良くならないし、それは並行して行っていかなければいけない部分だけれど、お客様にきちんと向き合い笑顔になっていただけて、また来たいなと思っていただけることが、結果数字になって表れるという考え方に移行してきたんだと思う。

高福:すごい!なるほど…! …久々に真面目な加藤店長の話聞いた!!!(笑)

加藤:いやいや(笑)。一緒に仕事に入る機会は少ないけど、そういう意味では僕が持っていない、お客様に覚えていただく能力が高福にはあると思うよ。

ついこの間も、ご予約のお電話で「キミコちゃんいるの?」と聞かれて!渋谷店で店長していますってお伝えしたら、「それじゃ渋谷店で予約とります」と言われたんだよ。

そうやってお客様に覚えてもらえて、社員やクルー関係なくお客様に来ていただけるようになることが、新宿店でもできればいいなと思う。

高福:そんなことがあったんですね!ありがたい!
たしかに、お客様に覚えてもらえるのは得意かもしれない…。

あ!そういえば、あと加藤店長といえば、バースデーなどお祝いの時の《祝い締め》も、全力でお祝いしているイメージがありますが、あの時はどんな心境なんですか?

加藤:元々声が大きいからそう言われることもあるけど(笑)。
そもそもお客様の方から、ざうおでお祝いしたいって言っていただけるのってすごくありがたいじゃない?
所沢店で売上が上がらない頃、全力でお客様をお祝いして喜んでいただいて、良い思い出にしてもらって、また来たいって思ってもらいたいなと思ったのがそのまま今でも続いているだけだよ。
でも最近は他のスタッフたちがみんな進んでやってくれるから、僕は月に2-3回しか出番がないけど(笑)。

高福:そうなんですね。
ちなみに加藤店長はハッピーバースデーの歌を歌う時、前奏から「パッパパラーパーラ~」って大声で歌うじゃないですか(笑)。あれ独特ですよね(笑)。

加藤:ああ、あれは所沢店の時にクルーの子がそうしていたのをみて、いいなと思って。
前奏から歌った方が「お!なんだ!?」と振り向いてもらえて盛り上がるんだよね。

高福:そういうことだったんですね!色々勉強になります(笑)。

話が変わりますが、休みの日は何してるんですか?

加藤:基本家に居ることが多いけど、目黒店の冨澤店長と歳が近いから仲が良くて、一緒に遊びに行ったり、勉強の為に副社長達にお勧めのお店を聞いて、色んなお店に食べに行ったりもしてるよ~。


▲これは先日大阪で一緒にUSJに行った時の写真!

高福:同世代ですもんね。いいですね~

最後に、今後の目標を教えてください。

加藤:うーん、プライベートでは、「痩せる」こと!!

高福:え!そこ!?!?意外!!!!

加藤:入社して30キロ増えて。この1年でも5キロ増えてるんだよね…。
健康のためにも、痩せるしかない。

高福:それは…運動しましょう!(笑)

仕事ではどうですか?

加藤:そうだな、お客様に楽しんでいただき笑顔になってもらうというのは引き続きだけど、所沢店や目黒店はクルーから正社員になっているスタッフが何人もいるから、新宿店でもスタッフにもっと楽しんで働いてもらって、社員になりたいと思う子を増やしたいね。

高福:なるほど。渋谷店も頑張りたいです!
今日はありがとうございました!とても良いお話を伺えたし、加藤店長の意外な一面を知ることができました。

これからPC操作や困ったことがあったら、1回Google先生に聞いてから相談するようにしますね!(笑)

加藤:こちらこそ。よく渋谷店からヘルプに来てもらっているし、これからもよろしくお願いします!

ありがとうございました!次回のキミコの部屋もお楽しみに~!!

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