日本人にとって究極のソウルフードともいえる「蕎麦」。
蕎麦打ち体験を通して、スタッフと共に蕎麦の造詣を深めると共に、仕入れルートの確立と新メニュー開発までの道のりをご紹介します!!
蕎麦打ち体験をさせて頂いた第1回の記事はこちら。
蕎麦粉を作った新しいメニューを開発!!
こんにちは!ざうお天神店・料理長のしょうたです。 |
せっかく蕎麦に触れ合い、蕎麦と親しんだ前回。
うちのお店でも何か蕎麦を使った料理を作ってお出ししたい!と思い始まった第2回。
まずは蕎麦粉を仕入れねば、、
あれから忙しくて蕎麦打ちに行けてないので、蕎麦粉の仕入れルートについて聞く時間がない。
個人で買えて、キチンと蕎麦粉を扱いよるとこを自力で捜さないかんけど、そんなとこあるかな~…と調べてみたら、意外と近くにあったりして。
博多区にある「洞商店」さん。
前日注文すれば石臼で挽いたものを翌日用意してくれます!
良かった、近くにいいお店があって!
今は北海道沼田産らしいです。
蕎麦の会さんはたしか幌加内産だった。
産地の違いがどう影響するのだろうか。
さぁー材料は揃った!あとは何作る?(順番逆やけど、、)
巻き込まれたこのメンバーで話し合い
【あかね】
キッチン、ホールを両方こなす数少ないハイブリッドスタッフ
【みなみ】
「男運がないんですよ~」が口癖のホールスタッフ。
運じゃなくて見る目がないだけ、とは誰も言わない、、、
【ゆうさく】
うちのネパール人のスタッフから「ホントニニホンジン?」って聞かれるほど現地の人に近い日本人のキッチンスタッフ
しょうた: |
あかね: |
しょうた: |
ゆうさく: |
しょうた: |
みなみ: |
蕎麦粉を使ったスイーツに決定!!
早速知り合いのケーキ屋にTEL。
「しもしも。しょうたやけど。蕎麦粉使ったスイーツ何か知らん?」
「えっ?使ったことない?イメージでなんかこれはってのないの?」
「なんで蕎麦粉って?使いたいけんたい!もういい。ガチャ」
チッ。
つかえねーなコイツ、、、とかは思ってないけどアテがはずれた。
色々調べたら何個か出てきた。
シフォンケーキ・パウンドケーキ・ガレット・アイス・ムースetc…
「取り敢えず当たり引くまで作るぜ!考えるより作る!」
「考えるんじゃない!感じるんだ!燃えよドラゴンのブルース・リーの心境たい!」
うわっ、誰にも伝わってない。世代か、ショック…。
感じてもらうのはこやつら。
味見するだけでいいのかなオーラ感じるけど、ガンガン作ってもらいますよ!
では早速試作開始です!!
まずあかねちゃんが作っているのは…
パウンドケーキ!!
ぱくっ。ダメ!蕎麦の香りがせん。普通においしいけど
お次はガレット!!
ぱくっ。
う~ん味は悪くない、具の組み合わせ次第で美味しくなりそうやけど大人数の時仕込みが大変やけんダメ!
そんなこんなが何品か続き・・・
あかね: |
みなみ: |
しょうた: |
くるみゆべしならぬ蕎麦ゆべし!
ぱくっ。おっ悪くない。さすが俺。
ついでにムースみたいのも作ってみるか。
ぱくっ。
うわ!全然美味しくない!
イメージとこんなにぶれたの久しぶり…。
ショック…(*´Д`)蕎麦粉恐るべし!
シフォンケーキも作ってみる
ぱくっ。
おっ、ふわふわ感は言うことない。
香りがいまいちやけど、調整次第で美味しくなりそうな気がする。
出す時はアガリ一緒に出さんと水分もっていかれるな。
蕎麦ゆべしも悪くないけど、ポテンシャルを信じてシフォンケーキで詰めていこうかねー。
ひとまずシフォンケーキで決定!
しょうた: |
3人:え~~~(泣) |
多分皆は知らない、、誰よりも味見してるしょうたが物凄い胸やけと戦っている事を・・・・
多分皆は気づいてない、実は甘い物があんま得意じゃなくてうっすらと涙目になっていることを・・・
それでもこの記事がアップされる時には、コース料理のデザートにアップグレードされたこやつがくみこまれているはずです。
皆さま、秋のコースでお会いしましょう!!
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