釣船茶屋ざうお

ざうお天神店

小学生にものを教える~第2弾 デザート作り編~

1
ある日ふっと思いました。
 
社員や大学生、高校生のクルーに仕事としてもの教えることはあっても、
小学生に教えた事ねーな…。
 
教育によって大人と変わらんレベルで何かができるようになったら
それってすごい事じゃない?!
 
そんな発想から生まれた「小学生にものを教えるシリーズ」
(前回内容はコチラから)
 

第2回は、デザートを作ります!!!


前回予想を上回るポテンシャルを見せた小学生達。
 
今回作るデザートは、コチラ!
 
2
 
カスタードプディングとホイップのフルーツプリン、
アメドームのせ、みたいな(名前テキトー)。
 
下にカスタードプディングの層、真ん中にフルーツ、
上にホイップクリームですりきって、
仕上げはフルーツと飴細工でドームをのせます。
 

途中まではスムーズにいくと思うんです。
 
ただ飴細工のところが難易度がかなり高め。
 
飴細工は壊れやすいし、時間との勝負なんで、
ここをどう乗り切れるかが最大の山場になると思います。

今回参加する小学生達は・・・

3 さやちゃん(小6):
集中力を切らさず前回最後までやり切った。信頼度はピカイチ!
4 りんくん(小4):
手先は一番器用。一瞬の集中力はあるが持続できるかどうか…
5 ふうかちゃん(小1):
一番自由人。すぐにどっかに行ってしまうので一番心配。
6 みくちゃん(小6):
ニューフェイス。さやちゃんの友達。ウェルカーム!
 
そして先生は今回も、わたくし
6-5 ざうお天神店料理長、しょうた
が担当します!
 

さて、今回ご協力頂いてるお母さん達には

「前回と同じ刺身体験をしますので」

と言って預かってきています。
 

ナゼか・・・・


お迎えに来たお母さん達に日頃の感謝を込めて、
デザートをサプライズプレゼントする為です!!


自分達が頑張って作ったデザートで母ちゃんが喜ぶ、
ましてや泣いちゃったりした日にゃあなた、
子供達の体内化学反応たるや計り知れませんよー。
 

今からワクワク!

 
7
 
それではデザート作り、スタートです!!

デザート作りスタート!!


ではまず早速下の層のカスタードプディング作りから。

卵黄と卵白を分け、しっかり混ぜて…
 
8-10
 
一度教えて後は見ているだけやけど、飲み込みが早いなー。
超スムーズです。
 

マジで小学生仕事できるんちゃうかな…

 
続いてフルーツをカットしていきます。
 
6-5

しょうた:包丁は危ないからね、手を猫の手にしてねー

 
11-12
 
もう皆猫の手はマスターしました!
 
安心して見ていられます(*^-^*)
 
13-15
 
ホイップを入れすり切って、上にフルーツを乗せていきます。
 
ここまでは超順調です!
 
16
 
ここまで出来ました!
 
右上が見本。皆アレンジが入っています。
個性ですねー。尊重しましょう…。
 
 
ここまで順調とはいえ、時間にして40分。
 
教えながらなのでどうしても時間が掛かる。

早よせんと皆の集中力が……
 
17
 
切れるとこうなる。。。勝手に食べよるし。。。

さぁーいよいよ飴細工に突入!!

ここからは時間との勝負ですよー!!
 
18-19
 
水、グラニュー糖を鍋に掛け水飴を詰めていく。
 
だんだん色が付いてきたー。
 
急げ急げーー!
 
20
 
まぁるいスプーンの裏に、
溶かした水飴でシャッシャと模様にしていきます。
 
早くやらないとすぐ固まってしまう!
 
急げ急げー!
 
21
 
おーーいポーズ取ってる場合じゃない!!!
 
22-23
 
だけん食べんなって!あーーー誰か壊しとるし…!!
 
いや、言い訳するわけじゃないんですよ。
 
子供達はキャッキャ言いながら作ってるんですけど、
熱いんで火傷だけは気をつけないかんのと、
上手にできても外す時にグシャ、「あっ・・」てのが多くて、
そのうち飴も色つき過ぎて苦味が出てきてしまった…。
 
むずかしいですねー。うーん((+_+))

完成&サプライズ!!

24
 
なんとか完成しましたー!!
 
皆頑張りました!
 
ふうかちゃんは手がベタベタするってご機嫌斜め。
(じ、自分がアメつまみ食いしとーけんやのに…!)
 
あとは母ちゃん達の到着を待つのみ。
 
25
 
来た!母ちゃんたちがお迎えに来ましたー!!
 
お席に案内してー!
 

ではでは、皆そろったところで
 
26
 

いけーーー!サプラーーーイズ!!!!

 
27
 
とっても喜んでらっしゃいますねー!!
 
泣くか…!?泣く… 
 
28
 

泣か……  へんのかーーーい!!

 
クッ。泣かんちゃけ、残念。

そんなこんなで今日の教室は無事終了

6-5

しょうた:
デザート作るの大変やったろ?けどお母さんたち喜んでくれたねー!

3

さやちゃん:
お母さんがありがとうって!何か嬉しい気持ちになった!

6

みくちゃん:
飴細工が難しかったけど、お母さんが喜んでくれてるのを見て嬉しかった!

4

りんくん:
また何か自分が作ったもので喜んでもらいたーい!!

6-5

しょうた:
お母さんの笑顔で大変やったのも吹き飛んだねー。
また次面白いものを考えるからまた遊びに来てね!
お疲れさまでした。

 
 
最後に皆でパシャリ!
 
30
 
今回子供達には、デザート作り体験を通して
自分の努力(デザートを作る)が目に見える成果(お母さんの笑顔)として
得られる事で、心の中で芽生える喜びのような何かを
感じてもらいたいと思っていました。
 
まさに飲食業というのは、自分の作った料理、提供したサービスが、
すぐに成果としてお客様の笑顔や感謝の言葉として
目に見える形で返ってくる、数少ない素晴らしい
職種のひとつだと思っています。
 
小学生のみならず、関わるスタッフの一人でも多くに
この素晴らしさを伝えていく事も、教育していく側の
大切な仕事のだと思っています。
 
また新しい事に挑戦したいと思います!
 

記事をシェアしよう!

  • 0
  • 0
  • 0
  • 0

30周年記念チャレンジの記事一覧を見る