釣船茶屋ざうお

マナミ

鯵のなめろうを作ろう!~マナミの花嫁修業【第1回】~

花嫁修業の基本は魚の3枚おろしから!

なめろう

登場人物

DSC03937釣船茶屋ざうお 副社長
高橋 拓也
趣味は子作り!三男二女の五人の父親。モットーは思い立ったら即行動!
岩本 愛美(マナミ)
「ざうお」の広報担当者。入社12年のアフターサーティ。食べるの大好き。趣味は食玩とフィギュア集め。

 

fuku-mana

副社長の無茶な発言で始まった花嫁修業。(きっかけの第0回はこちらから)

早速始めます!第1回は"鯵のなめろう"を作る!

 

DSC03937

副社長:
色々な薬味と味噌で調理したアジはご飯のおかずにはもちろん、お酒のあてにもぴったりやろ!
「ざうお」でも人気の一品!スーパーでも刺身用のアジはもとめやすいやろ。
アジを使って色々な調理ができれば食卓が華やいでいいやろ。

マナミ:
そうですね。けど私にはハードルが高そう。
簡単にできます・・・?

材料

●刺身用のアジ 1匹

●味噌(今回は金山寺味噌を使用しています!おすすめです) 
※普通のお味噌なら少し砂糖を入れて味を調整するといいですよ!

●薬味(かいわれ、ミョウガ、ネギ、生姜) 
※お好きなものを何でも試してみてください

●あしらい(大葉、人参、ワカメ) 
※お好きなものを何でも試してみてください。

飾りもののように感じる「あしらい」も美味しく食べれるものを使用してたっぷりサラダ感覚でいただけるといいですよ!

作り方

<水洗い>
setsumei1
①② 尾から頭に向けて包丁を軽く動かしウロコをはがします。

③ お腹を開き内臓を出します。

④ 流水できれいに内臓と血を洗い流します。

マナミ:
アジってつるつるに見えてウロコあるんですね!


<3枚おろし>

腹→背→背→腹の順番でおろしていきます。setsumei2

① 頭は落として頭右の状態で腹から包丁を入れて真ん中の太い背骨まで包丁を入れます。

② 上下を返して背中から包丁を入れて同じように背骨まで包丁を入れます。

③ 尾の位置で包丁を貫通させ背骨のに沿って背骨と身を剥がします。 
※ここで包丁は上下させないように少し勢いをつけて2、3回に分けて動かし身を剥がします。
ここで片面が終わり反転させて背から包丁を入れ、腹へと同じ手順で3枚におろします。

マナミ:
ほーぉ。これが3枚おろしってやつですね。初めてやりました。


<皮、腹骨、血合い骨を取り除きます>setsumei3
① 頭の部分の皮を少し剥がし、一気に尾に向けて剥がします。

②③ 身を縦に置き包丁ですくい上げるように腹骨を切り落とします。

④ 骨抜きを使って背骨の位置につながる血合い骨を取ります。
※頭の方に向かって引き抜くと取りやすいです。

マナミ:
ほ、骨抜き!?皆さん家庭にあるもんなんですかね…?


<なめろう>
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① 身を細切りにします。

② 金山寺味噌を入れます。

③ 味噌と身をみじん切りにするように切ります。

④ 最後に包丁で叩くように仕上げます。

マナミ:
あちょちょちょーぅ!(身を叩いてる)
この作業楽しいです。笑



<盛り付け>
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頭を皿に置き、3枚おろしにした骨だけを竹串で弧を描くように刺しておきます。

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副社長:
頭とおろした骨が繋がっているようにすると姿造りに見えるやろ!
お店では頭と骨をつなげておろす。でもそれはちょっと難しいから。
姿造りに見えるように盛り付けると食卓も華やぐやろ!

マナミ:
なるほど。
家で姿付きとか出てきたら『おおっ』ってなりますね。
シャレオツな食卓ですね。


<鯵のなめろう>DSC29
最後にあしらいと「なめろう」、薬味を盛り付けて完成!

そんな感じで「アジのなめろう」完成です!!

マナミ:
最後のくだり、ざっくりですね!

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副社長:
薬味を味噌と鯵と一緒に叩いて作っても美味しい!
今回みたいに薬味を別で添えると「なめろう」だけ薬味を添えて
最後はお茶漬け!みたいに2度、3度と楽しめるやろ!

マナミ:
なるほど。
『ひつまぶし』みたいな感じですね。美味しそう~。

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副社長:
そう!よう知っとるやん!
これで鯵のなめろうはバッチリ作れるようになったね!

マナミ:
え?あぁ……。 はぁ…い。

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