釣船茶屋ざうお

池守 りぜね

婚活に勝利するには魚が決め手?!正しい食べ方をおさらいしよう!

焼き魚定食

年の瀬も近づき、クリスマスや忘年会など大人数で食事をする機会も増える時期。意外と見られているのが食事のマナー。
箸の持ち方はもちろん、食べ終わった後の皿まで。

洋風の食文化が根付いてきている現代こそ、和食の基本ともいえる焼き魚の食べ方をマスターして、男性陣に好印象を与えましょう。

 

さて焼き魚と言って、最初に思い浮かべるのはどの魚ですか? 
食卓に身近なのは秋刀魚、ほっけの開き、アジ、サバあたりでしょうか。
スーパーではあまり見かけることがないですが、鮭ハラス、イサキ、氷下魚、きんき、鯛などもそれぞれ食感が異なり一度、食してみるのもお薦めです。

 

最近では、定食屋のメニューの定番として焼き魚は定着していますし、ほっけなどの開きも居酒屋で見かけるようになりました。
しかし「魚料理は食べるのが苦手」と尻込みしてしまう人もいるのでは。

 

食べ方のコツさえ掴めば、魚料理全般を美味しく食べることができるようになります。ポピュラーな例として、秋刀魚の食べ方をご紹介いたします。

 

 

【1.ほぐす】

秋刀魚は、尾頭つきのまま提供されるケースが多いです。まずは頭から尾に向けて箸を入れてほぐします。中骨に沿って切れ目を入れるとほぐしやすいです。腹ひれや骨の部分は、皿の左上に置きます。

さんまほぐし

 

【2.骨をはがす】

秋刀魚の上側の身の部分から頂きます。できれば小口で食べられる量だけ箸でつまんで取ると、スマートです。小骨があった場合は、手で取らずに箸を使って取り出し、皿の隅に置きます。上側の半身がすべて食べ終わりましたら、中骨を箸で持ち骨を身から外します。左手で秋刀魚の頭の部分を抑えながら、手前にはがすイメージでやるとうまくいきます。

「魚をひっくり返したら、楽に食べられるのでは?」

そう思う人も中にはいるかもしれませんが、実は魚を裏返すのはマナー違反の行為なのです。面倒でも、そのままの状態で腹の身を食べるようにしてください。

 

【3.小骨や皮は皿の隅に】

腹の身を食べる際に出た小骨は、今までと同様に皿の左上に置きます。

下身が食べ終わったら、骨についた身もほぐして食べます。身を完食し、骨と皮だけの状態になったら、また皿の左上に寄せます。

さんま後

 

これで、完了です。あなたの食べ終わった皿はどういう状態ですか?

骨と皮だけが残る見事に綺麗な状態になったでしょうか。マナー美人を目指してくださいね!

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