今回は九州という事で、天神店しょうたがお送りします!
早速、登場人物紹介
吉田水産 吉田さん: 今回お世話になる吉田水産の吉田さん。 天神店のオープニング時より、10年以上に渡りお付き合いさせて頂いています。 可愛らしく写っていますが、実際はもっとダークな感じです。 |
本部長 小野: 40代とは思えないチャラ感。昔はめちゃくちゃ怖かったんですよ。 当時は僕らの間で小野お兄さんではなく小野鬼いさんと呼ばれていました。 |
部長 重田: 困った時の重田部長。困り事で相談すると何かしら助け舟を出してくださります。 たまにその舟が泥舟やって状況が悪化したりします。 |
天神店料理長 しょうた: 私、しょうたです。商品部という名の小野鬼いさんの小間使い部署に所属。 想像を絶する鬼振りを乗り越えてきたおかげで、心が折れるということがなくなりました。 |
まずは活魚センターへ
何を見つけたのか、、
ビック鯛!!推定10kg。。
ビッグ平目!!
「絶対うまいぜー、カマは焼いてーハラスのとこはー・・」
良い素材を見て料理をイメージしちゃうのはもうクセですな。
小野兄さんが現場を疎かにしていないという証でもあります。
養殖場へ
天神に納品して頂いている鯛を育てて頂いています。
今日はよろしくお願いします。
実はタイマー始動のエサやリ器なんです。
1日に4、5回くらい下にエサが落ちる感じです。
パブロフの犬ならぬパブロフの鯛、、
ここで、松尾さんに色々質問。
小野兄さん:「鯛ってどれくらいの期間育てるんですか?」 |
松尾さん:「7~10センチの稚魚から育てて、1年で600~700gサイズ、2年で1kg、3年で2~3㎏で、ざうおさんには1kgサイズのものを出荷してますよ」 |
重田部長:「ひとつのイカダにどれくらいの鯛が入っているんですか?」 |
松尾さん:「1㎏サイズで6,000~8,000尾、2~3kgサイズで3,000~4,000尾ですねー」 |
しょうた:「餌は通年で与えているんですか?何か餌止めの期間があるとか聞いた事があるんですけど」 |
松尾さん:「ここが一番難しいんですよ。夏は活性が上がるので、餌をあげただけ食べるので大きくなるけど、与えすぎると内臓に負担かかって死んじゃう。 |
なるほどー。そしてここで今回一番聞きたかった事を聞いてみる。
小野兄さん:「毎回入る鯛でお客様が釣りされる時に餌への食いつきにものすごい差があるんですけど、あれはなんでですか?」 |
重田・しょうた:「あっ!それ!めちゃめちゃ気になってました」 |
松尾さん:「正直に言うと色んな要素の複合だと思います。 |
なるほどー。。これっていう理由はやっぱないのね。
ここがクリアできたらお客様の釣れない時のストレスを軽減できると思ってたんやけどなー。
松尾さん:「今ちょうどざうおさんに出荷する分の鯛の仕分けをしてるので見ます?」 |
1㎏サイズやけん6,000~8,000尾これに入ってんのか、、
このかご1つに10秒くらいの早業!!
この一作業だけで熟練の職員さんだとわかりますね。
このイカダを沈めてある長崎県たびら町の海はとてもキレイで、恐らく10mくらいある水深の海の底が見えるくらいの透明度。
そりゃー鯛も元気に育つよねー。
2年もの間育てて頂いた鯛を手早く判別・出荷し、毎回天神店に元気な鯛が運ばれてくるんですねー。
松尾さん、ありがとうございました!
吉田さんもお忙しいところ送迎までして頂き、ありがとうございました!
まとめ
今回の視察を通して、改めて生産者の方の努力によって、ざうおの鯛がお客様に届くという事。そしてこういったたくさんの方に支えられて、ざうおは成り立っているという事。
何よりも「命をいただく」という事の意味を改めて考えさせられました。
ざうおも負けんよーにもっと色んな事にチャレンジして、お客様に喜んでもらわないかんね!と鼻息を荒くする我々でした。
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