2016年10月から始めたシーバスフィッシング。
1年目のルーキー目線で、2017年の博多湾シーバスをなるべく客観的に振り返ります。
こんちは。シーバス2年目アングラーのしょうたです。
シーバスフィッシングは規則性、再現性のある釣りだと言われています。
例えばよほどの外的要因による環境の変化がない限り似たような潮において
① 昨日釣れた時合いは今日も釣れる可能性がある
② 去年釣れた時期は今年もありえる
ブレイクスルーし、ルーキー卒業を目指すしょうたにとって① 、②の読みの精度が上がれば、より短い釣行時間で釣果を出せるので、その為の釣行記をずっとつけていて、それと仲良くなったガチアングラー先輩達の情報を基に、去年の博多湾はどうだったのかを振り返りたいと思います。
2017年1月・2月
まだまだ博多湾には産卵で沖に抜けたシーバスが戻ってきてない時期です。
セイゴ、フッコと割り切って釣行。
この時期のベイトは甲殻類。小さい海老やカニなどたまにヒイラギが入ってきた時はジャックポットです。
あっ、先に2017年博多湾事情を総括として一言で言ってしまうと、4月から9月までの期間においては
壊滅的、、、ここ数年で一番悪い、、、
そしてその余波が秋のハイシーズンにも影響を与えた。
というのが初心者アングラーの総意ではないかと思います。
(いち早く湾外に切りかえたり、それでもなお釣れるポイントを知っている中級者以上は除く)
2017年1月・2月
まだベイトは甲殻類。たまにハク(ボラの幼魚)を見るようになる
2017年4月上旬
」
気温も大分上がってきて、おかっぱりからもハク、サヨリたまにバチも登場しだす。
上級者はこの頃から産卵明けて戻ってくるシーバスをものにしだす時期。
デイゲームでもルアーの早巻きに食ってくるようになった。
徐々に魚の活性もあがってきているなとこれからに期待してたんです。
と、ここで博多湾を揺るがす大事件が!!
忘れもしない4月18日、多々良川河口域でのタンカー火災による重油の流出事故。
実はこの時まさに対岸で釣りしてました、、、流氷のように流れてきた消化剤に釣りをやめ、後のニュースで重油の流出を知った時、あぁ博多湾終わったと思いました。
博多湾は潮が志賀島からぐるっと時計回りで流れているので、何日後かの大潮で汚染が糸島方面へ広がると予想していました。
そしてそれは現実となり、多々良川以西の河川はほぼ汚染されてしまい、特に百道、室見方面は異臭と黒く汚染された海にとても釣りをする気分になれませんでした。
2017年4月中旬・5月
それまでいたベイトフィッシュもシーバスも全くいなくなりました。
ここから暗黒の時期に突入します。釣り自粛期間。
2017年6月・7月
見た目はキレイになってますが、まだまだ個体数が少ない。
なぜか魚種が豊富になった。
2017年8月
大分海も回復してきたのか良型もちらほらと。
もう今時期は朝マズメでカタクチイワシの接岸と共にシーバス乱舞の噂を聞いていたんですが、朝マズメそうとう通ったけど今年は接岸するイワシがめちゃめちゃ少ないので当然シーバスもやってこない。
劇的な転機は9月でした。
いいですかー、いきますよー
2017年9月・10月・11月
記念すべきデイゲーム60UP一発目!!
記念すべき最高記録75センチ!!
ドーン!
ドーン!!
ナイトでもドーーン!!
記念すべきヒラメ様!45センチドーーン!
サゴシも一応釣っといた。
そしていよいよ記念すべき100匹目。
メモリアルフィッシュは… 最少記録更新にもなりました。
2017年12月
4日の寒波で大型個体は大半が産卵で沖に抜けてまたセイゴ、フッコゲームを楽しむ。
たまにこのサイズは嬉しい。
去年の釣果実績は―
総数 155尾(サイズ問わず)
60以下 139尾
60up 13尾
70up 3尾
釣果のほとんどは1月と9月~11月激渋だった博多湾、1年目のルーキーだった事を考えれば上出来じゃないですか?
そして今年の目標は
これ、、苦手意識のあるサーフとアカエイが怖いけどウェーディングにも本格的に参戦したい。
最後に、なぜしょうたはシーバスにはまっているのか?
まわりの皆からは「しょうたのシーバス病」と片付けられているんですけど、僕から言わせると面白いからやってるんですが、何が面白いのかというと
① 未知のものに対して知的好奇心が沸く自分への再発見と自助努力によってそれが満たされていく事への喜び
② 技術的にできなかった事が少しずつできるようになっていく自身の成長の実感
たまたまシーバスが記事になってますが、仕事でも同じだと思います。
自分を少しでも成長させるという強い意志とその為の努力を楽しめる脳内環境を作れないと仕事は作業になり、趣味も身にならず続かない。
例えば誰かが何かに没頭してる姿を見て、その人を魅了するものは何なのか?
例えばなぜこの料理はこの手順で作らないといけないのか?
と、よりエレメンタルな部分に心を這わせるようにするとより新しい発見があるかもですねー。
では、今年もしょうたのフィッシングをお楽しみに!
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