釣船茶屋ざうお

ざうお目黒店

究極の料理対決! ~第二弾 リベンジ編!?~

今回は、目黒店料理対決・第二弾!

 

あの伝説の目黒店ラーメン対決(原価無視!目黒店ガチンコラーメン対決!)から早10ヶ月。

『僅差』で(?)敗北を喫した冨澤店長が、ニューヨークへ勝ち逃げしようとしている下村料理長にリベンジを申し込んだ!!

 

対決メンバー
料理長 下村:
「勝負が見えてるのにまだやると~?」と余裕綽々でむかつく料理長
甲斐:
10月から目黒店の厨房を背負って立つ甲斐さん。新料理長として負けられない!
喜瀬:
春から新たに社員として頑張ってくれている喜瀬君も挑戦したいという事なので、格下挑戦ですが胸を貸してあげる事にしました
店長 冨澤:
今回こそは負けられない!!大宮店の料理長をしていたプライドを賭けリベンジ!!

 

前回のラーメン対決は『僅差で』、甲斐さん下村料理長の同点優勝となりました。

『僅差で』敗北してしまった冨澤店長リベンジなるか?

喜瀬君のまさかの番狂わせはあるのか?

 

さて今回の勝負のテーマは『ご飯物』

原価無視!食材縛り無し!で、とにかく旨い飯物で勝負!審査員をうならせます!

唯一、お米で差が出ないように、お店で仕入れているのと同じお米を使用することだけが決まりです。

それでは・・・

原価無視!ガチンコご飯物対決スタートです!!

 

それぞれ調理

まずは今回初挑戦の喜瀬!

【スパムともずくの沖縄茶漬け】を作るそうです。
(社員旅行で沖縄に行った影響か…?)

試作段階ではただのチャーハンと店長・料理長に小バカにされ、かなり悔しそうに改良を重ねていたようです。

 

使用する食材はこちらです!

スパムをお茶漬けに入れるなんて斬新な考えですねー。

 

スパムは賽の目、牛蒡・人参は千切り、万能ねぎは小口切りにしておきます。
もずくはお湯で戻します。

食材を釜に入れ炊いていきます。

釜飯の出し汁はいっちょ前にマル秘だそうです。

 

ご飯を炊いている間に茶漬けの出汁を作ります。

茶出汁は一番だしに鶏ガラ出汁を合わせたもの。

 

炊き込みご飯の完成です!

沖縄で言う「ジューシー」ですね。

お茶碗に入れもずくを乗せて完成です!
お好みでお出汁を注いで召し上がって頂きます。

 

ポイントは?

喜瀬:「ただのチャーハンではありませんよ~!」

 

 

続いて前回『僅差で』敗北を喫した冨澤店長です!

今回ももちろん伊勢海老で勝負!もう伊勢海老と優勝したいんです!

 

使用する食材はこちらです!

今回も使用するのは国産の本伊勢海老を使用!食材では絶対に負けてないんですが・・・

料理名は【リベンジ!伊勢海老のおこわ】

 

下準備としてご飯は米ともち米3:1で混ぜ、水に一晩漬けて水分を十分に米に浸み込ませておきます。

 

伊勢海老をばらします。

さらに、殻と身と味噌に分けます。

 

伊勢海老の身は半身ずつに切り分け、半分を炭火焼にし、半分は細かく刻んでおこわに混ぜます。

 

 

お米には隠し味として粗みじん切りにしてバーナーで炙ったいぶりがっこを混ぜ込みます。

 

 

お米を伊勢海老の殻に詰めて、裏ごしして塩と薄口醤油で味付けした伊勢海老の味噌を上に掛けてスチーマーで蒸していきます。

 

 

蒸し上がったおこわの上に、炭火焼にした伊勢海老とネギを散らせて完成です!!

見た目で勝ったでしょ!!NO.1ですね~!!

 

ポイント&こだわりは?

冨澤:「お米に伊勢海老の風味をしっかりのせ噛めば噛むほど伊勢海老を楽しめる御飯を考えました。
風味の相乗効果と食感のアクセントを考えいぶりがっこを刻んでおこわに入れました。」

 

 

続いては料理人経験値NO1の甲斐さん!

今回はどんな料理で勝負するか?

実は最後まで勝負料理が決めきれず苦戦していたようです。

 

使用する食材はこちら!

作るのは【海老クリームの洋風おこげ】!!

なんだそれは~~!?
想像もつかない!

とにかく車海老を贅沢に使います!

 

まずはテーマ食材のご飯でおこげを作ります。

 

 

海老の身とエリンギ・カボチャをバターソテーにしておきます。

 

 

深めのお鍋に海老の頭と殻、玉ねぎ、ニンニクを炒めます。

よく炒めたら出汁、豆乳、パセリの茎を入れ30~40分煮込みます。

 

煮込んだら濾して、そこにとろみを出すために炊いた白米を潰してとろみが出るまで煮込みます。

再度濾したらコンソメ・塩・胡椒で味を整えます。

 

 

盛り付けて完成です!

おおおおなんだこれはー!!お洒落だぞ…

 

ポイント&こだわりは?

甲斐:「とろみを出す為にビスクに白米を混ぜ込みました。海老のクリーミーで濃厚なスープを味わって欲しいです。
当日の審査員が女性が多いと聞いていたので、女性受けしそうなお洒落な感じをイメージして作りました。」

むむ…!これは強敵か…!?

 

 

 

 

最後は下村料理長です。

料理名は【新物イクラ醤油漬と北海道ウニ土鍋御飯丼!】

 

まずは筋子!イクラは筋子からほぐします。

ほぐしたら30分塩漬けにして臭みを取ります。

その後10分流水で洗い、残った皮を小まめに取り除きます。

 

その後しっかり水を切り、2時間程漬け地に漬け込みます。

この漬け地が「究極の漬け地」だそうです!作り方はマル秘とのこと。

 

ではメインのご飯。

ご飯は水ではなく出汁で、土鍋でご飯を炊いていきます。
(火加減が大事!!だそうです)

 

炊き上がったらウニ・イクラを乗せて完成!

 

ポイント&こだわりは?

料理長:「まずは大葉、海苔、わさびで食べてもらい、次にかぼすと塩を掛けて2度楽しめるようにしました。出汁で炊いたご飯を味わって欲しいです」

 

素材がいいしこれまた強敵…!

 

 

 

審査

全ての品が出揃いました!いよいよ審査スタートです!

審査員はたまたた打ち合わせに来ていた渋谷店料理長の飯田さんと、目黒店ブログでもお馴染みのえりちゃんとらーちゃんを始めとする女子クルー4名と男子クルー1名の計6名!

万が一前回の様に同率一位になったら審査委員長の飯田料理長に決めて頂きます。

 

 

それでは早速試食です!

まずは料理長のウニいくらご飯。

美味しい!!文句なしに美味しいです!

言われた通りに薬味を掛け、2度目はかぼすと塩でさっぱりと。

米の甘み、素材の味がしっかり出ていて最高ですね。

 

 

次に甲斐さんの海老のクリームおこげ。

この女子の顔を見れば火を見るよりも明らかですね!

美味しい~お洒落だしおこげのさくさくと海老クリームのとろみが絡まって絶品!

 

 

喜瀬くんのお茶漬け。食べてる写真撮り忘れました!(笑)

ちょっと味が濃い目だったけど、もずくがお茶漬けにピッタリで美味しい!
〆の逸品としてはとってもいいですね!

スパムがちょっとしょっぱいかな。男性向けの一品かも!

 

 

そしていよいよ店長の伊勢海老おこわ!

皆の反応は…!!?

 

 

無言…

 

あれ?

 

 

 

……

 

 

あれあれ?

 

 

 

「いやぁ~冨澤店長、これはちょっと…ご飯に芯が残っているし味もまとまってないですねぇ。いぶりがっこも感じないけど…」

 

あれ~~??

 

思ってた反応と違う!!

 

 

結果発表

いよいよ結果発表!

審査員には社員の圧力を感じないよう、無記名で一番美味しかったものを記入し投票してもらいました。

 

では、一枚ずつ開票していきます。

皆真剣。

 

結果は…

1位 3票 甲斐さん!

2位 2票 下村料理長

3位 1票 喜瀬

そして…

 

4位 0票 冨澤店長…!

 

1位の甲斐さん!料理対決連覇おめでとうございます!

料理長と1票差で今回は単独優勝です。

 

甲斐さんの料理に対する皆の投票理由は、

「ソースとおこげのバランスが抜群でした!」
「一番手間が掛けられ工夫されているのが見えた」
「斬新な発想で高級料理を頂いているような気持ちになった。女子受けもいい」

 

2位の下村料理長。惜しかったですね。

投票理由は

「ウニとイクラがご飯に合っていて美味しかった」
「出汁で炊いたご飯が普通のご飯と違って甘さや香りが際立っていた。薬味で2度・3度楽しめるところもよかった」

 

3位の喜瀬君。店長に途中散々こけにされながらも下克上成功!

投票理由は「味がとても好みに合っていてよかった」

 

4位の店長。

残念。伊勢海老の大きさが試作時と違った為に火の通り方が違ってしまい、お米に芯が残るという痛恨のミス。

前回に続き高級食材の伊勢海老を扱いきれていない結果になってしまいました。

がっくし…

今回も一番言い出しっぺの冨澤店長が一番良い食材で全く結果の出せず、伊勢海老に申し訳ない結果に終わり…

 

 

またもこんな感じです…

今回も伊勢海老に踏まれてしまえっ

 

またリベンジするんだから!

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