こんにちは! ざうお本店の岩城 裕士です! |
ピリ辛かつ爽やか!大人なおいしさを味わえる柚子胡椒。
お鍋はもちろん、お刺身の欠かせない薬味として、
今や柚子胡椒はどこのご家庭でもお持ちではないでしょうか?
本店の一押しメニュー「水炊き」をつくるにあたり、
こだわりの野菜を探してまいりましたが、
薬味の柚子胡椒にもこだわりたい…
薬味の柚子胡椒にもこだわりたい…
ということで、「自家製手作り柚子胡椒」を作ってみることにしました!
登場人物
井上 修次 ざうお本店のキッチンに居ます! 言葉は少ないが内に秘めた闘志有り?? 本店のリーダーです |
アヌプ(Duwadi Anup) ネパール生まれ・ネパール育ちの好青年で、 修次さんととても仲良し。 甘いマスクで日本人の彼女がいるらしい!? |
大歯 直哉 本店の店長。 スーパー多趣味。 はまるととことん調べまくる。 |
【友情参加】木村料理長 本店味のご意見番。 何をしても人より早い。 帰るのも誰よりも早い。 |
今日は諸事情によりスランガさんが欠席です。
これで安心して??作成できます。
※ご参考:前回の記事「カレー対決!inざうお本店 ~スリランカ人のカレーVSネパール人のカレー~」
そもそも、柚子胡椒とは?
というか、柚子胡椒、買ったことしかない…
「そもそも何が入っているか知らない」
なんと柚子胡椒は
“青唐辛子”
と
“青柚子”
と
“塩”
のいたってシンプル構成!!
これなら僕らでもできそう!!
ではさっそく食材集めに行ってみます!!
食材の調達
まずは柚子の調達をしなければ始まりませんが!
どの柚子が良いのか解りません…
柚子について調べると
“青柚子”の収穫時期は9~10月!!
なんと!!!
ドンぴしゃり!じゃぁないですか!??
早速、農産物豊かな地元・北崎の方に聞き込みに行ってきます!!
今回お世話になったのは平兮(ひらな)さん。
本職はお坊さんですが、寺子屋で生徒さんに学業を教えたり
野菜を作ったり、なんでもできるスーパー和尚!!
野菜を作ったり、なんでもできるスーパー和尚!!
平兮 元祥さん 福寿寺の副住職。 地元・北崎の「北崎未来を創る会」の会長も兼任。 北崎の活性化のため、地域PRや特産物の探索、 販売促進など様々な事業協力をしておられます。 |
今、本店の地元野菜の販売に協力してくださっている方です。
地元の方の野菜を、農家の代わりに配達していただいているため、
農家の情報にも詳しいので早速お尋ねしてみました!
農家の情報にも詳しいので早速お尋ねしてみました!
岩城: | |
|
平兮さん: |
岩城: |
平兮さん: |
…わずか数秒で、食材調達完了!
柚子、唐辛子と直接収穫しに行きたかったのですが…
連日の雨続きの為、断念…
お手数をお掛けしましたが、平兮さんが持ってきてくださいました!!
平兮さん、ありがとうございます!!!
作ってみよう!
そんなこんなで、どっぷり平兮さんに甘えて始めた「柚子胡椒作り」。早速始めていきたいと思います。
↑こちらが収穫したての柚子。自然の香りたっぷりです(^^♪
↑そしてこちらが青唐辛子。激烈に辛いそうです!!
↑そして、塩。
塩麹などを入れるところもあるそうですが、
ここはこだわりの“藻塩”で行こうと思います!
ここはこだわりの“藻塩”で行こうと思います!
ゆず胡椒には、各自家製のレシピがあるそうですが、今回はコレを採用しました。
・青唐辛子:1
・ゆず胡椒:1
・塩を10%~
なるほどなるほど。
簡単です わかりやすいです。
まずは、柚子の皮を薄く包丁でむきます。
卸がねで削ったほうが早そうです…
薄く削った皮を包丁でみじん切りにします。
さらに柚子の香りを高めたい方には、
“ゆず絞り汁”を入れると有効とのこと!
早速絞り汁も回収
ゆず皮もたまりました。
そして、青唐辛子!
縦に切り種を取り出します。
こちらも細かくみじん切り
アヌプさんもがんばります。
こちらの小さく切った柚子と青唐辛子を、
擂鉢(すりばち)でもっと細かくすりつぶします。
擂鉢(すりばち)でもっと細かくすりつぶします。
そして…!?
ハバネロ!?
…まぁ進めましょう。
暫く擦りこぎいたしましたが…
一向に小さくなりません。
擂鉢が悪いのではないのか??
そしてミキサーで混ぜて…
これは?? もしや…
はい 失敗です。
べちゃべちゃだし味もおかしいし
汁を入れ過ぎたのか…
ハバネロか…
もう一度トライします!
やり直し
井上「店長、失敗しました…」 |
店長「え!??なんで??」 |
井上「なにかべちゃべちゃで、ゆず胡椒ではないです」 |
店長「…そっか…もう一回やってみよう」 |
ということでリベンジです。
(後で知ったのですが、ハバネロでしょう…原因は)
(後で知ったのですが、ハバネロでしょう…原因は)
井上「火にかけると書いてあるんですよね~」 |
「え!?火に??っちょっともう一回調べよう!!」
もう一回分量の確認です。
・青唐辛子:4
・青柚子:1
・塩:1
作り方は…
柚子の皮を「卸がね」ですり下ろします。
そうです!
今回は、おろし金のみで柚子を削ります。
柚子の果実も絞り、果汁をためておきます。
そして、唐辛子。
カプサイシンが当たるとすごく痛いので、手袋をつけてハサミで半分にします。
そして種をぬいて…
とても辛そう……
店長「辛そう…ちょっと食べてみる?」 |
井上「そうですね。ちょっと…」 |
ほんの5mmくらい食べる…
!!!??これはもう劇薬です!!
辛すぎます!!!
食べ物ではありません!!
(超激辛の唐辛子だそうです)
井上「こんなに辛くて大丈夫なの??」 |
岩城「とんでもない辛さですね」 |
井上「万願寺唐辛子少し混ぜようか?」 |
<万願寺唐辛子>とは
甘唐辛子の一種で、京都府舞鶴市万願寺地区で生まれた
「ブランド京野菜」の一つです
・辛くない唐辛子
・まるでピーマン
・しかも地元の農家産
・本店の玄関野菜コーナーで売っている
→なんというタイミング
ということで、
青唐辛子3:万願寺1
で少し辛さを和らげることにしました。
こちらがすり卸した柚子
みずみずしくておいしそう(^^♪
そして柚子の絞り汁
意外に種がおおきいんですね!
唐辛子
あ…なんだか目が痛い気がします…
あとはこちらを混ぜて…
先にちょっと計量します。
柚子 74g
唐辛子 138g
柚子1:とうがらし4なので、
柚子74gなら、唐辛子は296…
296g!!
一同 「全然足らないじゃん!!」
ということで唐辛子追加
これでそろいました290g♬
こちらと微塵切りして
例により、すりこぎします(^^♪
今回は交代で
1時間以上すり続けました!
1時間以上すり続けました!
そして…
ゆず胡椒っぽい(笑)出来上がりに!!
今回は成功でしょう♬
もう一度計量して「塩の配分」を決めます。
柚子と唐辛子で325g
すりこぎで大分減りました。
ということで10%なんですが、塩を控えめに32gで入れます。
おおっと忘れそうになってました。
柚子の果汁がありました!
そしてこれらを丁寧に混ぜ合わせます!
ついに完成!!!!
失敗もあり時間がかかりましたが、何とか完成しました。
見た目はとても素晴らしい!!!
試食
ということで本当に薬味として自家製はおいしいのか??
試食してみます。
今回は「水炊き」の薬味で検証です。
肉に火が通ったところで…
こちらも自家製の水炊きのポン酢。
こちらにゆず胡椒を溶かして…
早速試食です!!
これは!!?
・・・(一同顔を見合わせる)
「うまい!!!!!!!」
これは絶品です!!
やはり手作りは風味が別格です!!
辛さも万願寺がきいたのか、ほどよくピリッとし
ポン酢をよりおいしく仕上げるかのような香りです!
ポン酢をよりおいしく仕上げるかのような香りです!
これは大成功!!
ちいさな入れ物に入れるともう販売できそうです!!
しかし今回は「水炊きの薬味」としての作成のため、
販売は見送ろうと思います♬
販売は見送ろうと思います♬
最初に失敗もありましたが、
今回の「自家製柚子胡椒」は大成功の結果となりました!!
そんな自家製ポン酢に、自家製柚子胡椒
こだわりの鶏に、こだわり野菜の水炊きが味わえるのは
ざうお本店!
皆さまぜひ遊びに来てください♬
お待ちしておりま~す♬
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