ざうおグループ全店で、常に人気を誇る『活き車海老フェア』!
毎年冬の時期に開催し、大好評を頂いております。
今回は、年間を通して美味しい車海老をお客様に食べて頂くために!!!
いつもざうおに車海老を仕入れて下さっている『久米島漁協』さんの養殖場の見学に。
日本一を誇る車海老の産地、1,250km離れた久米島まで、ハーバーハウス飲食食品開発部が向いました!!
今回の視察メンバーはこちら
飲食事業本部 本部長:小野 |
経理部 部長:麦田 |
関西飲食事業部 部長:松永 |
難波本店 店長:小林 |
早速、久米島へ
飛行機で久米島空港に到着。
久米島、初めて来ました!
やはり日本一の車海老産地ですねー!
養殖場へ
今回お世話になったのは、JF 久米島漁協同組合 車海老養殖場・場長の我謝 政賢(がじゃ せいけん)さんです!
早速お話を聞こうとすると、そこには東京ドーム1.5倍の車海老の養殖場が目の前に!!!
この敷地内で600万匹の車海老が稚魚から飼育されているそうです!
生産日本一を誇る久米島の車海老。
久米島の自然を活かし、わずか3mmから20㎝ほどになるまで成長させて、全国に出荷されます!!
夏には最高水温37度になる飼育場には、これまで様々な努力があったそうです。
肝はなんといっても海洋深層水を地下612メートルから引き揚げて飼育に利用しているとのこと。
細菌や微生物に関して、表層水に比べて段違いに少ないとされている地下から汲み上げることにより、年間を通して10℃~20℃の水温が保てるんだそう。
海洋深層水を利用することによって、ミネラルを含んだプリップリの車海老が誕生するんですね!
実は車海老は夜行性で、昼間は海水下に敷き詰められている砂の中でじっとしています。
その砂の家にも久米島漁協さんの秘密が・・・
なんと!このどでかい山が車海老の家になるらしいのです!!
現在この山は、次回の飼育の為に、久米島の太陽を浴びて光合成を繰り返し、ミネラルたっぷりの砂にしているそうです。
他にも生産者さん苦労や工夫をいろいろ聞かせていただきました。
常にきれいな海水を取り込むため毎日水の入れ替えをし、
なんと毎日この広い敷地内を清掃するそうです!!
4人の清掃スタッフが背中に酸素ボンベを背負い、3時間かけて不純物を取り除いているとのこと。
すごい…ダイビング気分。
続いて、車海老の引き上げ作業にも工夫がされていました。
この捕獲網を投げ入れるそうなのですが、傷ついたり捕獲時に弱ってしまわないようになっています。
引き揚げ時、熱い日はアスファルトが40℃を超える時もあり、海洋深層水を全面に流して温度を下げてから引き揚げ作業を行うそうです。
どこまでも車海老に優しい環境です!
仕分け
引き揚げられた車海老は、18名のスタッフによって仕分けや出荷作業をされます。
12℃の海洋深層水で瞬間的に車海老を冷やして仮死状態にし、傷が付かなないように手作業ですぐに仕分けしていきます。
かなりのスピードです!
一分間に138匹の車海老が、大きさの順番に仕分けられていきます。
驚きの職人技に皆見入っています。
その職人技を是非動画でご覧ください!
つやつやで綺麗な車海老!
仕分けたその日にざうお全店はもちろん、全国に鮮度抜群の久米島車海老が到着するのです!!
いつもありがとうございます!
現在、久米島の車海老は夏場の飼育が難しくなっているそうです。
暑さに弱い車海老を、5年後には…
春夏秋冬、季節を問わず皆様にお届けできるよう大プロジェクト!!が進んでいます!!!
海洋深層水で全ての飼育を行えるような巨大施設を開発中なのだそうです!!
ざうおは、皆様に毎日美味しい車海老をお届けできる日が実現できるように、これからも久米島車海老を追っかけていきます!!
皆様お忙しい中ありがとうございました!!
次回、後半はもずく・海ブドウの現地視察!!!
おまけで沖縄の魚を食らう!!です。
お楽しみに!!
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