頑張って結果を出したクルーにはご褒美を。
という事で、天神点クルーの「がんちゃん」をジギングツアーにご招待。
皆さまこんにちは、天神店のしょうたです。
今回の主役は私ではなくこの人、、、
天神店のクルー・いわたこうせい
福岡ECO動物海洋専門学校に通う19歳の青年。
実家が有明海苔の養殖業を営んでおり、将来家業を継ぐために日々勉強中。
釣りも大好きで他県や離島によく釣り仲間と遠征しているらしい。
とても気さくな奴で皆からは「がんちゃん」の愛称で目上からも年下からも愛される。
そんな彼のすごい所のひとつ、海の生物に対する愛情が半端ないんです。
大分マリーンパレス水族館に、観賞用に自分の水槽を持たせてもらったり、しょうたが釣ってきた玄界灘の魚達もざうおでお客様に桶売りでばんばん売ってくれます。
桶売り実績の90%以上をがんちゃんが一人で売り上げています。
なんでそんな売れるのか桶売りするがんちゃんの後をつけてみると・・
がんちゃん:「今日、料理長が玄界灘で釣ってきたヒラマサなんですけど、釣ってからすぐに適正な処理が施されているので雑味が一切無くて…!」 |
とか
がんちゃん:「今日のヤイト鰹は試食で僕も食べたんですが、絶対笑顔になりますよ!旨みと脂の乗りのバランスがバッチリなんです。これ以上の個体は中々食べれないと思うんですよ!あと…」 |
とか
がんちゃん:「この時期のハマチは一年で一番旨いんですよ!少し大きいので、半分はお刺身としゃぶしゃぶで、もう半分は照り焼きでも煮付けでも意外と天ぷらでも美味しいんですよ。いつ食べるんですか?今でしょ!」 |
そりゃ売れるわ。。。
彼の桶売りには魚に対する愛がある。熱がある。
その圧倒的な熱量がおすすめするコメントの端々に表れ、その熱を感じとったお客様もついつい注文してしまうんですね。
本当素晴らしい。
そんな彼も仕入れやらブログやらでちょいちょいオフショアに行く私を羨ましく思っていたようで、店長と相談し日ごろの努力のご褒美としてオフショアに連れて行ってあげようという事になりました。
しょうた:「がんちゃん、今度ご褒美オフショアツアーに連れて行こうか?」 |
がんちゃん:「マジですか?めちゃめちゃ嬉しいです!ありがとうございます!」 |
しょうた:「がんちゃん離島とかでジギングしよんやろ?」 |
がんちゃん:「普段エギングなんです。だからオフショアもジギングも初めてなんですよ」 |
しょうた:「大丈夫よ。釣り自体初心者なわけじゃないけん動画でイメトレしといて。タックルは俺が手配するけん、あとは実釣しながらがんちゃんやったら修正できるよ」 |
がんちゃんの学校スケジュール、しょうたの休み、船の出船スケジュール
中々上手く合わせられない中、1月18日に決行!
今回はがんちゃんに釣らせる事が一番の目的。
オフショアという非日常の中で腕がパンパンになりながらそれでもしゃくり続けて初の青物をゲットしていただきましょう!
タックル準備を一緒にしながら、、
ポイントまでしばし談笑。
しょうた:「じゃあ卒業してすぐ家業継ぐわけやないんや。けど海苔の養殖も今大変やないと?」 |
がんちゃん:「親父は大変やけん家業継がせたくないみたいです。けどじいちゃんの代からやってきているの見ているし、継ぐにしてもいきなりやるよりもう少し広い世界を見てからの方が良いと思って、卒業したら魚の養殖業に進んでノウハウを学びたいと思っているんですよ。」 |
しょうた:「すげーな。俺が19の時とか○×○×○×(とても世間様に言えない事)やったのに。けどその選択は正解やと思うよ、そこで学んだノウハウが役に立つ時が絶対あると思うよ。」 |
思えば一回り以上も年の離れたクルーの子とこうして将来の話をするなんて新鮮やなぁなんて思いながらポイントに到着。
ポイントは小呂島沖。
早速簡単なレクチャーだけして開始。
記念すべき一投目!
「あ、なんか来ました」
はやっ!!
記念すべきファーストフィッシュはアコウです!
いいよー、その調子で青物もいっちゃってよー
動画をみてキチンとイメトレしたようで、
しゃこしゃこ…
しゃこしゃこ…
ワンピッチワンジャークも様になっています
これなら安心。そこに食い気のある魚が居れば絶対釣れる
がんちゃん:「きました!これは青物っぽいです」 |
はやっ!てか俺あたりもないけど…
がんちゃんヤズゲットー!!
ほどなくしてやっとしょうたもゲットー!
ダブルヒットー!
良い!この絵はほしかった。
けどその後沈黙・・・
基本この日は渋い日だった。しかし渋いながらも3回くらいあったプチ時合いを2人とも逃さなかった。
ポツポツ釣りながら最後に
2人でサイズアップーのダブル!
結果がんちゃんはヒラゴ3,4本。
ヤズ、ハマチ3,4本とアコウ1尾、と充分な釣果でしょうたも満足です。
しょうた:「釣れたねー。やるねー。腕パンパンやない?」 |
がんちゃん:「めっちゃ楽しかったです!もう腕上がんないです。ありがとうございました!」 |
帰りの船中疲れ果てたがんちゃんは爆睡。
良い夢みろよ!(柳沢○吾風)
なぜかおじさんは元気。。
この後がんちゃんを送り届け、一人しょうたは2時間ほど店で下処理をして、翌日のがんちゃん桶売りに備える。
翌日がんちゃんは魚の全てを売りさばいた。今までのおすすめコメントにひとつ加わった言葉がある。
「僕が玄海灘で釣ってきたんです!」
売った後いつも以上に気になるようで感想を聞きに行ってお客様から笑顔をいただいている様子を見て、連れて行って良かったなとしみじみ。
それにしてもヒラゴ6本、ハマチサイズ4本、アコウ1本を3時間で売りさばくとは・・・がんちゃん恐るべし。
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